うずらの有精卵でバロットを作ってみた(2クール目)
うずらの有精卵でのバロット作り、2回目の挑戦です。1回目の挑戦の様子はこちら↓をどうぞ。
1回目はうっかりヒナが孵って焦りました。意図しない孵化は避けたいところです…。
今回の試みとして、数日おきに2〜3個ずつ茹でて経過観察をしてみたのですが、温度管理が雑なせいか(あるいは無精卵が含まれているのかも)、正常に発生が進まないものも多く、選んで茹でた2個とも失敗していたりして、成長の過程が観察できたとはいい難い結果になりました。温度管理等しっかりして歩留まりを高めるか、抜き取るサンプル数を増やすかしないとですね。
そんなゆるふわバロット作りで恐縮ですが、以下レポートです。
10/9、Amazonで買ったうずらの有精卵が到着。30個入で1,100円+送料715円。送料高いなあ…。
孵化設備は前回と同じ。毎日2〜3回転卵(卵をひっくり返すこと)しながら温めます。
10/17、開始から9日目(開始日も含めた日数)。そろそろバロット化が進んだ頃かと思い、適当に2つ選んで茹でてみました。1つは中身がドロドロで失敗のようでしたが、もう1つは写真のように肉化が進んでいました。食べてみると、肉の歯ごたえと旨味を感じます。もう少し肉の部分が増えた方が美味しくなりそうな可能性を感じます。
10/20、開始から12日目。また2つ選んで茹でました。1つは発生初期の胚のようなものが見える状態。11日目でこの状態だと、発生が途中で止まってしまったということでしょうか。
もう1つも血管が確認出来たものの、肉らしさは皆無。こちらも発生が止まったように見えます。
10/23、開始から15日目。今回は3つ茹でてみました。
1つ目。かなり肉化が進んでいます。白身と黄身の部分が残っていますが、白身は固くて歯ざわりが悪く、黄身もボソッとしてあまり美味しくないです。肉の部分は旨味があり美味しいです。
2つ目。1つ目ほどじゃないですが、肉っぽくなっています。同様の感想。
3つ目。大きく凹んだゆで卵が出てきました。表面がカピッと固くなっています。発生がほとんど進まないまま(卵のまま)中の水分が飛んで凹んでしまったように思えます。
10/28、開始から20日目。用事があったりで茹でるタイミングを逃し、ちょっと時間経ちすぎた。
また孵化する前に残り23個、全部茹でちゃいましょう。
全部茹でて殻を剝いた図。写真に21個しかないのは、2個食べちゃったからです。食べたうち1つは発生がかなり進んだもの、もう1つは卵のままのもの。
発生段階はさまざまで、どれとどれをバロットとカウントするかは微妙なところですが、23個中11個が成功と考えるとして、歩留まりは5割を切るくらい。もうちょっと改善したいところです。
もっとも発生が進んだ子は、目などのディテールが確認出来ます。というかほぼヒヨコ。生まれる直前だったのかも…。
美味しく頂きました🙏
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